ケアマネージャーの資格

ケアマネージャーの資格

入院する高齢者も増えつつあり、要介護状態で自宅介護をするケースも多くなってきました。

 

65歳以上の要支援・介護認定者は450万人以上(平成25年:内閣府)といわれています。

 

ケアマネージャーは在宅や施設でのケアプラン作成などの業務を行うお仕事ですが、看護の現場でもキャリアアップのために資格取得する人が増えています。

 

看護師がケアマネージャーを取得する場合、経験5年以上(600日勤務実績)であれば受験資格が得られ、受験時には一部問題の免除があります(保健医療福祉サービス分野15問/全60問)

 

そして、年1回(10月)の「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、全7日間の実務研修および課題提出することで都道府県に登録されます。

 

合格率は20〜30%とも言われており、通信講座などで試験合格!など宣伝もされているようですが、独学でも合格することができますよ。

 

ケアマネージャーの仕事

 

業務内容としては、介護保険申請代行、ケアプランの作成、介護保険訪問調査の代行、利用者入院時のサマリー作成、退院時調整会議の準備(病院MSWと連携して)などです。

 

勤務先としては、

  • 介護関連施設(特別養護老人ホーム・老人保健施設・有料老人ホームなど)
  • 居宅介護支援事業所(ケアプランを立てる)
  • 地域包括支援センター(市町村委託の介護相談窓口)
  • 病院(地域連携部門)

などがあります。

 

介護保険訪問調査員(市町村の委託を受けて訪問調査を行う)は、希望日のみのパート勤務という形も可能です。

 

もちろん、ナースとしての知識や経験も十分に生かせます。

 

特に、病棟(中でも内科脳神経外科などの病棟)での勤務経験は、患者さんが退院後に介護を要する状態になる事が多いため、他職種と連携を密にするうえでも非常に役立つことでしょう。

 

ケアマネージャーの給料

 

看護師の場合は夜勤などの諸手当が付く場合が多いですが、ケアマネージャーの場合は残業があっても、手当等が付かないことも多く、年収は355万〜400万円くらい。

 

ナースの給料より少な目と思われる方も多いと思います。

 

でも、勤務時間は日勤だけ、また、日曜休みなどと希望にあわせて融通が利く場合も多いようです。

 

また、最近では、看護とはまた違ったやりがいを求めて転職される方も増えています。

 

転職支援サイトを活用すれば、ケアマネージャーの資格を生かした転職や、介護施設への転職など、さまざまな希望にあわせて求人を紹介してくれ、また給料や勤務面での相談もできますので、オススメです。

 

迷われているのであれば、登録だけでもしてみてもよいでしょう。

 

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